齟齬と咀嚼は似て非なる
先日、とある会社に
「遊びに来てくださいね」と言われたのでのこのこ遊びに行ってきた。
するとどうだろう、突然の面接が始まったのである!
そもそも来訪の目的が異なることを伝えつつ、先方の要求にもこたえつつ
てんやわんやで何とか乗り切ってきた。
※選考は丁重に辞退してきた
さて、このように個人対企業で何か接点を持った場合
得てして齟齬が起きるものである。
それは、募集と違う条件や聞いていた話と違う仕事から
求めていた情報が異なるまで、千差万別である。
当然、個人のほうに責任がおかれる場合多々あるので
これらには非常に注意しなければならない。
職歴は消せないし、交通費はでないし、そして時間は巻き戻らないのだ。
何年後かのキャリアパスと会社と
さて、就職活動や転職において最もよく聞かれる質問が
【3年後、5年後のキャリアパスを教えてください】
だと思う。
うまく答えられるかな?
正直、僕はあまりこの質問が得意ではない。
そもそものこの質問の出自としては
【3年後、5年後、あなたが目指す道が当社の事業と合致していて、
且つ、それを利益にできるように勤続してくれますか?】
みたいなもののはずだ。
本来の意味で捉えるなら、
「多分続けられる、利益は出せる。〇〇職で●●しているはず」
と答えられるが、そうは問屋が卸さない。
そう、面接は直売だからだ。
現在の多くは『やりたいことはなんですか?』+『価値観は共有できますか?』
くらいなのである。
この、仕事ではやりたい事があるはずだ病と共感しようね病は多くの企業がもっている。
やりがいのある仕事とやりたい仕事はそもそも別物だと考えるし、
僕に至ってはそもそも、働きたくない。
生活に余裕があって、彩りを添えるために仕事をするほど、仕事が好きではない。
一日の3分の1を締めるのであればなおさらだ。
きっと、5分の1なら好きなことをやると思う。
つまりはバランスの問題だ。
やりたい事があったとして、優先順位づけとして、そんなにウェイトが高いやりたい事ではない。
せいぜい、他のやりたい事の為に資金を調達する手段、くらいだ。
また、価値観の共有も困ったものである。
共感は双方向で起きるものだが、面接上の共感は『私たちと同じ思いだよね?ね?』である。
そう言われるとちょっと引く。
さて、世の中には多くの会社がある。
そして、多くの情報がある。
その中で、選び取られるだけの会社がどれだけあるだろか。
そして、選ばれるべき人間はどれだけいるだろうか。
何年後かの自分と会社のキャリアパスを語る上で必要はのは、
互いの線が交わるか、あるいは平行でも寄り添っていけるかを共に語らう事だろう。
その視点で、面接を受ける側が答えを持てばうまくいくのではないか。
企業がもてば、働かせて欲しいと感じるのではないだろうか。
これからのこと
これまで、企業勤めで短いながらも濃い経験をしてきたと思う。
そういった経験が、インプットだけではなく、アウトプットできるようになればと
今回、ブログを始めてみた。
このブログでは、一週間に一回くらいのペースで、
仕事にまつわることや、遊びのこと、
その他諸々を記載していこうと考えている。
特に、仕事にまつわることでは、私が経験した【調べきれなくて苦労したこと】や
【探しきれなくて困ったこと】を他の誰かが遭遇しなくて良いよう、情報を提供したいと思う。
私はSESや人材紹介の営業と人事を経験してきた。
しかも、開発の知識はない。
そんな中で、なんとか仕入れたものをここにかければと考えている。
まずは、初回、このブログが緩やかに続くことを奮起して。